生命保険

銀行の定期のように利率に最低保証。利率変動型終身保険とは。

こんにちは。生命保険、資産運用に強いファイナンシャルプランナーとして、毎日10件の相談を受け、活動中の「おかねくん」です。

今日のご相談者さまのプロフィールは

20代女性/貯蓄額300万円/年収200万円

の方です。ご相談内容は以下の通りです。

利率が最低1.5%保証されている積み立て商品があると聞きましたが、これは本当ですか?

先日ある保険ショップへ行った友人が、積み立て利率が最低でも1.5%の保証がついており、もっと利率がアップする可能性があるという夢のような商品の話を聞いたと言っていました。その話、かなり怪しいですし、友人が何か勘違いしているのではないかとも思います。

しかし、もしそんな有利な商品が本当にあるのなら入ってみたいと思います。そんな夢のような商品の相談に保険ショップに行って、もし「あるわけないです」とか言われたら恥ずかしいので相談には行けません。本当にあるのかどうか教えてください。

以上のようなご相談でした。これに対するわたしの答えは以下です。

はい。本当にあります。積立利率変動型終身保険といいます。

実はその話は本当です。積み立て利率変動型終身保険といいます。

この保険は景気が良くなってきて金利が上がってくると積み立て利率も上がり、将来受け取れる保険金額や解約返戻金(保険を解約した場合に受け取れるお金)も増えます。また、景気が現状のままで今のゼロ金利状態が続いたり、もっと景気が悪くなったとしても最低保証利率が設定されていますので、それ以下の運用成績にはなりません。

また、保険金については例えば保険金額1000万円で加入したとしたら、積み立て利率がずっと最低利率だったとしても保険金額1000万円は最低保証され、積み立て利率が上がると、例えば加入後35年で1600万円になる、ということもあります。

また、景気が良くなってインフレになると積み立て利率が上昇して保険金額や解約返戻金が増えますので、インフレに強いという特長があります。これが例えば普通の終身保険だったらインフレで物価が2倍になったら、保険金額1000万円は実質500万円の価値しかなくなってしまいます。何だか本当に夢のような商品のような気がしてきましたね。

では、実際に積み立て利率によって保険金額や解約返戻金がどのように変化するのか見てみましょう。例えば下図のようになります。これは最低保証利率が1.75%だったと仮定した場合です。

このようなイメージです。積み立て利率が上がると保険金額や解約返戻金が増加することがわかりますね。このようにメリットばかりのように見える商品ですが、当然ながらメリットばかりの商品というものはありません。ではデメリットの方を見ていきましょう。

まず、最初のデメリットは普通の終身保険と比べて保険料が高いことです。これは、貯蓄性の高い商品であるため、保険会社にしてみれば高い保険金や解約返戻金を払わなければならないリスクがあるから、多く保険料を取らなければ割に合わないからです。

次に、景気がずっと悪かった場合の最低保証利率は、普通の終身保険の利率よりも低くなるということです。つまり最低保証利率よりも普通の終身保険のほうが利率が高く設定されているのです。上図の場合、積立利率変動型終身保険の最低保証利率が1.75%ならば、普通の終身保険の保証利率は2%といった具合です。その場合、当然ながら解約返戻金は普通の終身保険の方が高くなります。

このように、積立利率変動型終身保険は将来景気が上向いて金利が上昇するならいいですが、そうでなければ保険料も高く、返戻率も普通の終身保険より劣るということになってしまいます。将来の景気が良くなり、金利も上昇すると予測している人向けです。

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管理人相談経験豊富なFP
大学卒業後、大手損害保険会社で勤務。子会社の生命保険会社の商品も販売。キャリアアップのためファイナンシャルプランナー資格を取得。生命保険ライフコンサルタント資格、証券外務員二種資格取得。また会社で企業型確定拠出年金(401k)を推進していたため、投資信託(ファンド)の取り扱い経験も豊富。 生命保険、資産運用に強いファイナンシャルプランナーとして毎日10件の相談を受け、活動中。